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「うまくて でっかいの」が私たちの合言葉

鈴木農園

美味しいのはもちろん、見た目も立派な「うまくて でっかい」桃・りんご・ぶどうを作るため、元エンジニアの二人が土壌づくりからこだわり育てている鈴木農園。年に2回発行している「農園便り」には、農園のあれこれや鈴木家の暮らしぶりが心あたたまる文章で綴られ、届くのを心待ちにしているリピーターさんが多いそうです。

INTERVIEW

話を聞いた人:鈴木農園 代表 鈴木 満さん / 副代表 鈴木 陽子さん

美味しい果物をつくるために手間を惜しまない

7月中旬、桃の収穫が始まる直前に、鈴木農園に伺いました。主に取材に答えてくれたのは、農園の副代表・鈴木陽子さん。夫で3代目園主の鈴木満さんも帰宅後に加わってくれました。

鈴木農園では、桃の収穫時に昔ながらの「取り棒」を使って、一つずつていねいに収穫しています。熟した実を傷つけずにそのままコンテナに並べることで、より美味しい状態でお客様の手元に届けられるよう、手間と時間をかけているのです。

鈴木さんご夫婦は、2016年に就農後すぐの頃から積極的にマルシェなどに出店し、多くのお客様と直接交流する機会を持ってきました。今ではお客様のほとんどがリピーターで、大切に育てられた果物の約半分は、全国のお客様への直接配送だそうです。

「農園便り」があたたかな縁をつなぐ

鈴木農園とお客様との絆を深めているのが、年に2回の「農園便り」。
「父と母の時代からずっとやっているので、そのまま引き継ぎました」と陽子さん。

次年度の果物の予約案内とともにお届けする手紙は、単なる価格表ではなく、農園の状況や家族の近況を綴ったあたたかいメッセージが添えられています。農園からのお知らせは満さんが、家族のお知らせは陽子さんが作成しています。

「お客様は農園のお知らせよりも、私たちの『家族の話』のほうを熱心に読んでくださっているかもしれません。皆さん、いろんな感想を書いてくださいます。『いつも楽しみにしています』と小さな紙をつけてくれたり、注文書の余白に書き込んでくれたり。なんか文通みたいですね」と陽子さんは笑います。

エンジニアから農業へ「研究職と農業はよく似ている」

就農する前の陽子さんは、エンジニアとして半導体の研究をしていました。ちなみに、満さんも元エンジニアです。

陽子さんは、エンジニアと農業には共通しているところがあると言います。
「半導体製品を造る工程は、一つずつ地道に実験を繰り返し『ちまちま積み重ねていく』仕事でした。農業もまた、一つずつ手をかけ、試行錯誤を重ねる点でよく似ています」

違いは、前職では製品を使う顧客と直接関わる機会がなかったのに対し、今はお客様から直接「美味しかった、ありがとう」と言葉をかけてもらえること。それがとても嬉しく、大きなやりがいを感じているのだと話してくれました。

持続可能な農業へ

陽子さんはエンジニア時代から仕事を通じて環境問題に関心がありましたが、農業を始めてからは、より身近で切実なものとなっています。
特に近年、二人が肌で感じているのは「気候変動」。両親の時代にはピークがお盆の頃だった桃の収穫時期が、今は7月が当たり前となり、1か月も早まっています。

「このままではまずい」という危機感から、環境負荷を低減し、持続可能な農業へと積極的に舵を切りました。例えば土壌分析を行い、有機肥料と化学肥料を組み合わせて使用することで、環境負荷を最小限に抑えた土作りを行っています。
それらの取り組みが、JGAP認証(※)の取得や、農業王2024「SDGs農業賞」の受賞につながりました。

環境を守るために、私たち消費者にできることはありますか? と聞くと、「地域の食材を買うことや、食品ロスを減らすといった『小さなこと』からでいいんですよ!」と。それなら私たちにもできそうです。

JGAP認証:持続可能な農業経営に取り組む農場に与えられる認証

これからの夢

陽子さんに、将来の目標や夢はなんですかと尋ねたら「農家もきちんと休みを取れるような農業スタイル、農場経営を実現すること」が、ご自身の切実な「野望」なのだと話してくれました。
農家がきちんと休みを取れるようになれば、家族の健康も守れます。そしてこれからの若い世代が農業を志す上でのハードルが下がり、新規就農者の増加や、後継者不足の解消にも繋がるかもしれません。

両親の知恵や経験を大切なものとして受け継ぎながら、若い世代ならではの新しい技術や管理方法を取り入れ、時代に合わせて変化していく……。そんな、しなやかな強さとやさしさをお二人から感じました。

産地直送のオンライン販売

この記事が公開となる頃には桃の収穫のピークが過ぎ、鈴木さんご家族の手によって大切に育まれた福島の桃が、全国のお客様にたくさんの「美味しい笑顔」を届けてくれたことでしょう。
桃のあとも、ぶどう、りんごと「うまくて でっかい」果物作りは続きます。

鈴木農園さんの果物は、ホームページからオンラインで購入できます。記事上部のリンクからご覧ください。

鈴木農園

住所:福島県福島市飯坂町東湯野字畑中1−5
TEL:024-542-0874
FAX:024-573-6130
メイン商品:桃・りんご・ぶどう

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