福島駅前 軽トラ市

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カトウファーム 加藤晃司さん

グローバルGAP取得、クラフトビールも製造する米農家

カトウファーム

福島市最大の米農家カトウファーム。代表の加藤晃司さん絵美さんご夫妻の二人三脚で、米だけでなく自家栽培した大麦やホップを使ったクラフトビールの醸造所「Yellow Beer Works」も運営しています。

INTERVIEW

カトウファーム 加藤晃司さん

話を聞いた人:株式会社カトウファーム 代表取締役 加藤 晃司さん

農業×醸造!進化し続けるカトウファーム

福島市大笹生にある株式会社カトウファームは、福島市内で最大規模(50ha以上)のお米作付面積を持ち、夫婦二人三脚で営まれている農業生産法人です。2009年にお祖父さんの跡を継ぐために脱サラをして以来、試行錯誤を繰り返しながら、よりおいしく安全安心な米作りに尽力。減農薬や有機質肥料を使った土づくりにも取り組まれています。

2017年には、食品安全や環境保全、労働安全などについて、持続可能な取り組みを実践していることを国際的に証明する基準「グローバルGAP」を取得。土地の性質に合わせ、田んぼに不向きの場所は畑に変え野菜作りもスタートし、2020年には自家栽培の大麦やホップ、お米、野菜などを原材料の一部として使ったクラフトビール醸造所「Yellow Beer Works」もオープンされています。

“自分たちだけではなく“福島全体の農業を守りたい。福島市を世界と農業で競争できる場所にしたい”との想いで、日々新しいことに挑戦し進化し続けている農家さんです。

自然災害への覚悟

5月6月に降ったひょうによって2億円を超える被害が出ている福島県。そんな中、カトウファームにおいては大きな被害はなかったとのことで、軽トラ市に出荷するとうもろこしも「まだ実がついていない時期だったので、幸いにも被害はありませんでした。」と加藤さん。

予測が難しい自然災害が多発していることに対しても「不安がないと言ったら嘘になりますが、自然災害はつきものなので仕方がないと思うようにしています。できる対策は事前にしますが、それでも起きてしまったら、そこから考えるしかない」とおっしゃる姿は、覚悟を決めている人ならではの潔さを感じました。

トライ&エラーから生まれる成長

この仕事のやりがいを伺うと「毎年失敗を繰り返しながらやっています。とうもろこしも、去年一昨年と虫がついて実がダメになってロスが多かったけれど、今年は勉強してその点を改善することができました。ものにするまで3〜4年はかかりますが、前年度の反省を活かし改善していけるのは、やはり嬉しさや充実感がありますね。」と加藤さん。

農業の後継者不足が深刻になっていますが「仕事環境や仕組みを整え働きやすくし、ホワイトな企業を目指しています」と話してくれました。

一粒一粒がシャキっとした食感!わくわくコーンを販売

7月31日の軽トラ市では、この夏イチオシの”わくわくコーン”という品種のとうもろこしを販売されます。一粒一粒のシャキっとした食感!甘くて、とうもろこしの味がしっかりすると好評で、1本150円〜250円を予定。また当日は、福島で活躍中のシンガーソングライターでカトウファームの社員でもあるave(エイヴ)さんが売り子として店頭に立たれるそうです。

福島盆地特有の寒暖差の中で育った、より甘みと旨味ののったとうもろこしを、是非お楽しみください。

株式会社カトウファーム

住所:福島県福島市大笹生字横堀12-1
電話:024-557-9690
お問い合わせ:http://katofarm-f.jp/contact/
メイン商品:クラフトビール550円〜/福島県オリジナル品種米「天のつぶ」

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