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菱沼農園

ネット販売充実!果物も加工品も充実の品ぞろえ

菱沼農園

福島市飯坂町で、「さくらんぼ」「桃」「シャインマスカット」「りんご」を育てている『菱沼農園』。桃だけでも30品種近く扱っており、長い時期楽しむことができます。また、加工品の開発・販売にも積極的で、岸田総理が英国のボリス・ジョンソン首相と会談する際、同園の「フルーツポップコーン」を持参したことも大きな話題を呼びました。

INTERVIEW

菱沼農園
菱沼さん(写真左)は、この道50年の果物名人

話を聞いた人:菱沼農園 代表取締役 菱沼健一さん(写真左)

福島から全国へ!果物も加工品もネット販売で購入可能

福島市飯坂町で、「さくらんぼ」「桃」「シャインマスカット」「りんご」を育てている菱沼農園。ネット販売が充実しており、果物から加工品まで種類豊富にそろっています。例えば、桃の扱いだけでも約30品種!品種を変えることで時期をずらして収穫することで、長い時期楽しむことができます。また、今年(2022年)は、岸田総理が英国のボリス・ジョンソン元首相との会談で、同園の加工品「フルーツポップコーン」を持参したことも大きな話題を呼びました。

フルーツポップコーンは、岸田総理が食べた「もも蜜&ココナッツ」の他、「もも蜜&ブラックペッパー」「りんご蜜&アーモンド」「りんご蜜&バナナ」の4種類

果物を育てて70年の菱沼農園

息子の健司(けんし)さんと共に畑にでている

「始まりは山の中の畑から。ウサギやサル、害虫などとの戦いが過酷な環境でした。その後、平地を求めて移って来たのがこの場所でした」と、代表の菱沼さんはインタビューに答えてくれました。菱沼農園は家族経営から始まり、少しずつ規模を拡大。今では、繁忙期となると10人以上のスタッフが勢ぞろいし、収穫・梱包・開発などに手分けして働いています。

取材時の9月上旬は「黄桃」の時期。傷が付かないように、袋で包んで保護しながら育てます

4種類の果物を多品種に渡って育てている同園。収穫はさくらんぼの採れる6月から、りんごが終わる1月まで行われますが、フレッシュな果物を一年中食べられる管理体制を整えているそう。

「保存が効く特別な冷蔵庫があって、それに約300ケースくらい入ります。りんごなんかは日持ちもするし、さくらんぼが始まる頃まで生のまま保管することができるんです。ただ、保管できる数に限りがあるから、春先にはなくなっちゃうけどね。一応そういう体制も整えているんですよ」。

諦めずに作り続けてヒットした「フルーツポップコーン」

2022年は福島市の果物農園に、深刻な雹(ひょう)被害をもたらしました。同園は幸いにも雹はまぬがれたものの、霜による被害は毎年のようにあるとのこと。そこで活きてくるのが、うまくいかなかった山畑開拓の経験だそうです。

「動物以外にも台風や秋風など、いろいろあったからね。自然災害があったとしても、やっぱり諦めずにその場その場でやっていくしかないんだよね。気に入ったものを諦めずに作っていると、いつかは芽が出る。誰かの目に留まって、知らぬ間に大きく育っていくんだよ。そういうところに面白味を感じながら過ごしています」

丁寧に梱包され、後は出荷を待つのみ

諦めないで続けていった結果、大ヒットした加工品がフルーツポップコーンです。

もともと傷などの理由で“店頭に並べられない果物をジュースにしよう”と始まった加工品の販売。最初の商品は無添加の100%果物ジュースでしたが、ライバル商品が多くて売れ残りが出てしまいます。何とかならないかと考えた菱沼さん。ひらめいたのが「りんご蜜」と「桃蜜」でした。「ジュースに熱を加えることで甘味が増し、賞味期限も伸びる。しかも、手間暇がかかるからライバルがいない」と思い付いたそう。

甘味料や添加物を加えず、完熟果汁100%で作ったシロップ。ヨーグルトなどに垂らして食べるのがおすすめ

しかし、またしても問題点が残ります。それは、食べ方の説明がいるような複雑な商品は簡単に購入してもらえないこと。その頃、菱沼さんからバトンを受けたのが娘のかおりさんでした。

「美味しい商品なのに、食べ方が想像できないと手か伸びにくい。じゃあ、誰もが食べたことのあるポップコーンに密を絡めたら、たくさんの人が食べてくれるのでは」

約1年かけ、試行錯誤の末に出来上がったのが4種類のポップコーン。県内の道の駅や観光物産館などで販売していたある日、農園に1本の電話が入ります。それが、「岸田総理が持参したポップコーンは菱沼農園さんのもので間違いないですね?」という問い合わせ。

「そういえば外務省から注文が入っていて。私たちはそんなこと想像もしていなかったので、通常通りに発送していましたが、あの時のアレか…とすぐに思い当たりました」。

加工品の生産・開発は現在、かおりさんが担当しています

全国放送で取り上げることも増え、放送直後は1時間で2,000件の注文が入ってオーダーストップとなりました。昨年の果物で作った商品は飛ぶように売れ、今は次の収穫期を待っている状態。10月下旬頃から順次りんごが実り、その頃から加工品の品ぞろえも充実し始めます。

スイーツが若者の果物離れを取り戻すきっかけに

加工品は1年間販売できるおおよその量を用意しますが、人気が出ると完売になることも。りんごが実る冬が狙い目(料金は2022年9月現在)
左から、セミドライフルーツ「アップリング」「のむもも」「JELLY TIME 100%」

「果物は高いイメージがあるのか、10代、20代の方たちは同じ値段なら…とスイーツに手が伸びてしまう印象があります。果物の良さを引き出してさらにおいしく作ったので、まずは加工品を食べてもらって、果物を食べるきっかけにして欲しいです」と、かおりさん。

ただし、完全手作業で作っているので1日に作れる量に限りがあります。HPや直売所などをマメにチェックしてみてくださいね。

TEL:024-542-5015

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